日々の映画鑑賞活動、お疲れ様です。
Judyさんにいつもお世話になっている清野といいます。
いきなりではありますが、
個人的に崇拝している人間トップ5(他Woody Allen、村上春樹、松岡修造、Mike Mills)に常に入っている、
全世界待望の新作「Moonrise Kingdom(邦題:ムーンライズ・キングダム)」の公開を2月8日(金)に控えた天才Wes Anderson監督について、
100%個人的な観点から彼の映画の魅力を書かせていただこうと思います。
新作「Moonrise Kingdom」予告
1969年テキサス州ヒューストン生まれ。
テキサス大学で哲学を学び、在学中に撮影した短編映画が、
大物業界人ジェームズ・L・ブルックス(誰だよ)の目に止まり、
「アンソニーのハッピー・モーテル」(最高!)で劇場映画デビュー。
その後「天才マックスの世界」(超傑作!)、
「ロイヤルテネンバウムズ」(言うまでも無く!)で評価を確実なものにし、
「ライフ・アクアティック」(うああ!)「ダージリン急行」(泣)、
「ファンタスティックMr.FOX」(Can't stop!)と、
自らのポップで構築的な世界観を隅々に散りばめ、
家族や身近な人との人間関係をウィットに富んだユーモアで描くその作風で
世界でも屈指の映画監督に。(万歳!!)
大物業界人ジェームズ・L・ブルックス(誰だよ)の目に止まり、
「アンソニーのハッピー・モーテル」(最高!)で劇場映画デビュー。
その後「天才マックスの世界」(超傑作!)、
「ロイヤルテネンバウムズ」(言うまでも無く!)で評価を確実なものにし、
「ライフ・アクアティック」(うああ!)「ダージリン急行」(泣)、
「ファンタスティックMr.FOX」(Can't stop!)と、
自らのポップで構築的な世界観を隅々に散りばめ、
家族や身近な人との人間関係をウィットに富んだユーモアで描くその作風で
世界でも屈指の映画監督に。(万歳!!)
そんなWes Andersonの映画の魅力を以下の4つのポイントに分けて紹介してみようと思います。
①出演者 ②字幕 ③衣装・美術 ④音楽
基本的には家族や友人等の狭い範囲の人間関係を描くものが多く、
暗殺プロジェクトの度に海外を飛び回って現地の女の人と寝たり、
ドバイのビルの屋上から飛び降りたり、
CIAが実は黒幕だったりすることは(今のところ)ありません。
これについては映画を観れば感じる事は人それぞれだと思うので、
今回はこんな所を観たらもっと楽しくなるなというポイントだけ挙げさせて頂きました。
①【出演者】出てくる人がだいたい同じ
彼の作品では、俳優はだいたい同じ人が毎回出てきます。
何も調べずに観てると「あいつ、またいるよ!」的な事が多くあります。
その中でも特にWesと関わりが深く、
ほとんどの作品で出演している4人を紹介します。
まずは、Woody AllenのMidnight in Paris(最高でしたね!)での好演も記憶に新しい、Owen Willson。
繊細な青年役が多いです。
Wesとはテキサス大学時代からの親友だそうで、
今やハリウッドでも人気の俳優の1人に。
Wes作品とMidnight in Paris以外の出演作は、
どうしようもなくつまらない作品が多いので、
Wes作品とMidnight in Paris以外の出演作は、
どうしようもなくつまらない作品が多いので、
ちゃんとしたエージェントを雇って仕事を選んでもらいたい所ですね。
次に、ゴーストバスターズでおなじみ、Bill Murray。
誰でも知ってるスーパースターの1人ですが、
Wes作品には初期から出演しており、
それぞれの作品において、重要な役を演じています。
主役・準主役での作品では抜群の存在感と脱力感を、
端役での出演では、普通にそこら辺にいそうなおっさん的に作品の中に溶け込み、
完璧に周りを引き立てています。いた事に気づかない事もあります。
これぞ、プロフェッショナル。
端役での出演では、普通にそこら辺にいそうなおっさん的に作品の中に溶け込み、
完璧に周りを引き立てています。いた事に気づかない事もあります。
これぞ、プロフェッショナル。
そして、Jason Schwartzman。
「天才マックスの世界」マックス役でその溢れ出るポテンシャルを爆発させていましたが、
彼は顔の表情と体のキレで勝負するBen Stillerタイプのコメディ俳優と言えます。
キャラ的には一番好きなタイプです。
「天才マックスの世界」マックス役でその溢れ出るポテンシャルを爆発させていましたが、
彼は顔の表情と体のキレで勝負するBen Stillerタイプのコメディ俳優と言えます。
キャラ的には一番好きなタイプです。
やー! |
このブランドはWes作品の世界観とも割と近いですね。
Jasonらしさが出ていてとても良かったです。
このポージング・・最高ですね。 |
最後に、絶対に忘れてはいけないのが、
インド人俳優のKumar Pallana(クマール・パラーナ)。
インド人俳優のKumar Pallana(クマール・パラーナ)。
基本的にはドライバーだったり、付き人だったり、
ホテルマンだったりとちょっとした役なので、
短い時は数秒しか出てこない時もあります。
その数秒間でも、彼が画面に登場し、
一言言葉を発しただけで広がる「え???」な世界。病み付きになります。
以上、4人だけご紹介しましたが、
他にも前出のOwen Wilsonの弟であるLuke Wilsonや、
Anjelica Huston、Seymour Casselなどの「いつものメンバー」に加えて、
作品毎に予想を超えるキャスティングをしてくる辺りが、
Wes作品の魅力の一つと言っても良いと思います。
他にも前出のOwen Wilsonの弟であるLuke Wilsonや、
Anjelica Huston、Seymour Casselなどの「いつものメンバー」に加えて、
作品毎に予想を超えるキャスティングをしてくる辺りが、
Wes作品の魅力の一つと言っても良いと思います。
最新作「Moonrise Kingdom」では上記4人のうち、
BillとJasonの2人がクレジットされています。
残りの二人ももしかしたら端役で出てるかもしれません。
多分出てますね!
残りの二人ももしかしたら端役で出てるかもしれません。
多分出てますね!
そして今作にはEdward NortonとBruce Willisというサプライズが!
どうなるのかとても楽しみです。
続き②〜④は公開(2/8)までに書かせて頂きます!
よろしくどうぞ!